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『私、大学に進学したい。一人暮らしをしたいの』
私が、母にそう伝えたとき、母はとても驚いていました。

母は、短大か専門学校への進学はあり得ると思っていましたが、
大学へ進学、しかも親元を離れたいと言うとは思っていませんでした。

理由は何でも良かった。
でも、とにかく実家を出たいと私は思っていました。
経済状況も知っています。傾きかけた自営業、余裕はありません。

幸い、日本育英会の第一種奨学金(無利息)の貸与が認められ、
自治体独自の奨学金も借りることができることとなったため、
卒業後の返済金額を計算したらかなり頭がくらっとしましたが、
学費に関する説得はできました。

「…分かったわ」母は言いました。意外とあっさり認めてくれました。


自分のことを、誰も知らない土地へ。
自閉症のけんちゃんのことを、誰にも言われない土地へ。
部屋は4畳半。トイレもお風呂も共同のアパートに契約をしました。

『私、自由になれるのかな』
高校の卒業式の後は、そのことしか考えていませんでした。

入学式に出席したい、引っ越しも手伝うとの母の申し出には、
迷いましたが、しばらく母とも会わないと思うとそれ位はいいかなと
4月に入ったら二人でその土地へ行くという約束をしました。

コメント

No title

わたしも家をでたい
そのことばかり考えてました。
お金も無かった なんだか似ています。

コメントありがとうございます。

>必殺調理人さん
そうそう、決して隠していたわけではないんですよね…
私は【自閉症】を人に説明するのがうまくいかなくて諦めていました。
「自閉?うちも!人見知りするし大人しいし」と言われたことありますね〜

その気持ちよくわかります。自分の場合はどうだったかな〜?確か家を出ることまでは考えてませんでしたねぇ。でも、兄弟の話題が出るとお茶を濁していた記憶はあります。(今ならそんなことないんですが。)当時は「自閉症」というものを人に上手く説明することができなかったことと仮に説明したとしてリアクションが想像できなかったからでしょう。当時を振り返ると同じ「兄弟」の仲間(今はたくさんいますが。)もいなかったので兄のことは自分の中に「封印」していたのかもしれません。(隠していたわけではありませんが触れないようにしていたのでしょうね。)

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