「なんで、私はあんなふうに自分に酔っている人を好きになったのかな…」
と、暫くは毎日のように、考えていました。
その人に未練があるわけではなく、私はあっさり感情がなくなるので、
その人に、と言うよりも、その人を好きだった自分に関心がありました。

元々、たばこを吸う人は好きじゃない。でも、彼は喫煙者だった。
車が好きで、毎日洗車しているような人。私は車は興味ないし。
仕事ができる、と思いこんでいて、いつの間に彼を王子様のように思い、
彼はいつも、「俺はそんな性格じゃない。」と言っていたのを聞きもせず、
彼自身の性格を出させなかった私自身にも問題があるのではないか?
彼を追い詰めて、泣かせて、それでも私の思うようになろうと努力した、
彼を嘲笑する権利は私には、ないはずだ。

彼の中に、私は一体何を見ていたのだろう…


…ある日、気付いてしまったのです。
自分に酔っている、ということは、私自身にも言えること】だと。

自閉症のけんちゃんが、私のきょうだいで。
幼いころから、「かなは、かわいそうかわいそう」と、周りに言われ。
それに反発していたのに「本当は私、かわいそうなの?」と思い。
いじめられ、陰口を言われ、憐れまれ、嘲笑われて、育った私。

私は悪くない。境遇が悪いだけなの。そう思っていた。
でもさ、奨学生の選考面接なんかでは、「自閉症のきょうだいがいて…」
など、都合のよいようにけんちゃんのことを使ってきたじゃない。

何なの、私。一体、何様!?

何か、今回は自己卑下や自己嫌悪とは違う…怒りに似た気持ち。
自分に酔っているのは、私じゃん。やだ、気分悪い。


その職場を辞めてしまった私は、彼に会うことは二度とありません。
もう、一生会うことはないと思います。連絡先も消去してあるし。
でも、彼が今、幸せであればいいな…と、たまに思い出すのです。
そう願えるということは、私が、今しっかり幸せだからです。

コメント

コメントありがとうございます。

>kokoさん
はじめまして!コメントをありがとうございます。
思春期のお子様をお育てになっている…ただでさえ(?)、
不安や焦りがある最中だと思います…
私なんかの話であまり参考にはならないとは思いますが、
利用できることがあれば、どうぞご利用くださいね。
こちらこそ、よろしくお願いします。

はじめまして

はじめまして。kokoと申します。
私は自閉症の「きょうだい」がいるのではなく、
自閉症の息子を含めて、3人の子の母親です。
長男高2・二男中3・長女中1です。
二男は自閉症、知的障害(療育手帳最重度)、
てんかんを抱えています。
3人とも、難しい年頃になってきました。
そして自分の子育てについて、
「きょうだい」の今後について常に不安と焦りがあります。
先を歩んでいるかなさんのお話しは貴重です。
今後とも記事のup、よろしくお願いしますv-410

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