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近所の神社で、年末年始の巫女のアルバイトをしていた時のことです。

まだ、小学生の男児でしたが、明らかに重度の自閉症児と弟、両親。
4人で神社に参拝にみえたご家族がいました。

弟は、パニックを起こし走り回っている自閉症の兄を追いかけていて、
私は福祉施設以外でけんちゃん以外の自閉症の方を見たことがなく、
胸がギュッと潰れる気持ちでしばらく二人を見ていました。

ようやくパニックがおさまり、ご家族にも安堵の表情が見えました。

私は、境内に置いてあった「ご自由にどうぞ」のお菓子を少しつかみ、
そのきょうだい児に近づきました。

「あなたもこの先、いろんな事があるかもしれない。私も同じなの。
頑張ろうね。このお菓子、あげるね」と、お菓子を渡しました。

きょうだい児は、ちょっと驚いた顔をしていましたが、
(そりゃ、真剣な顔で巫女さんがお菓子を持ってきたら驚きますよね)
「ありがとう。お姉ちゃんも、頑張ろうね」としっかり言いました。

まだ、小学生…3,4年生でしょうか…
そう見えないほど、その男の子は、しっかりとした口調でした。


私は、この日に初めて【自閉症児のきょうだい児】を意識しました。
今までなんで意識できなかったのかしら?とも思います。

我が家は自営業を営んでいて、家族で出かけることはあまりなく、
しかし、出かけた時はけんちゃんがパニックをほぼ起こしていたので…
何とも恥ずかしいような、周りに迷惑をかけてとても申し訳ないような、
私は、いつもそのような気持ちでいました。

でも、私のような立場の人で、私たちの家族を見ていた人も、中には、
いたのかもしれませんね。


それから私は、自分より小さいきょうだい児に出逢ったら、時々ですが、
声をかけるようにしています。あなただけじゃないよと気持ちを込めて…

コメント

コメントありがとうございます。

皆様コメントありがとうございます。
>風小僧さん
貴重なお話をありがとうございました。
私自身は、親になったことで親の気持ちが少し分かるようになりました。
私なんかに人が進んでいく道を教えられるとは思えませんが、
細々とブログは続けたいと思っています。
>飛鳥さん
学校で教えることには限界があるのかもしれませんね。
なかなか当事者ではないと理解できないことだとは思いますが、
飛鳥さんのお子様は、とてもお優しい方なのですね。
私はこのブログを読んだ人が、「そんな風に思っているんだ」と
知っていただけたら、それだけでブログの価値があると思っています。
>たろうさん
見つけてくださって、しかもコメントも残してくださってありがとうございました。
更新頻度は低いのですが、よかったらまた読んでやってくださいね。

No title

なんとなくネットサーフィンしててここを見つけました。
33歳男、自閉症の姉がいます。
かなさんの記事、すごく共感できます。
また来ます。

No title

お早うございます
我が家の下の子の学級には発達障害のお子さんがいます
やはり意思の疎通がうまく出来ず トラブルもほぼ毎日のようにあります
2学期中は下の子の隣の席だったのですが入学時から知っていたので
多少の噛みつき つねる 抱きつき モノを取る等も我慢したようです
先生に接し方が上手だ そんな感じでこれからもお願い と云われたそうです
それでも他の児童とは激しいトラブルもあり 怒鳴り込む父兄もいました
その子のお母様とは低学年の頃よく話しをして前向きな方だったのですが
度重なる保護者からのクレームに対し「家の子はそんな事はしない」とかたくなになってしまいました
パニックの時の接し方など学校では教えてくれません
又発達障害のお子さんをホロー ケアーする体制もありません
そんな中で ご家族の心中を思えば悲しみが込み上げます
発達障害と無縁な方達も 障害を持ったご家族の心の叫びを理解し
落ち着いて対処するべきだと感じます
かなさんがお声をかけたご家族はきっと 
暖かい気持ちに包まれたと思います

No title

理解するときに、理解しようとする能動的な心の行動と、理解しなければならない受動的な心の行動を人生の中ではいくつも経験しなければならないような気がします。
なぜ長女だけ養女に?と思う私の人生ですが、いまだにブログへの掲載はできません。
母がいるからです。また、私も、やっと少しだけ母の悲しみが理解できるようになってきました。
また、教えて下さい。人が進んでいく道を。

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