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「かなちゃん。ねんね、する」
けんちゃんが突然私の腕をつかみ、布団に押し倒そうとしたのは、
私が中学生の時でした。

私は、けんちゃんの力の強さに驚き、とにかく腕を払って逃げました。
ドアを開け、振り返るとけんちゃんは悲しそうな顔をしていました。
その時は、それ以上のことはありませんでした。

きっと母に言っても「そんなことするはずがない」と言うに違いない。
このことは、誰にも言わない方がいいんだ。っていうか、言えない。

けんちゃんの力には、もう敵わない。…怖い。
なんで私だけ、こんな目に遭わないとならないの?


なんで、私はこの世に産まれてしまったの?
なんで、お母さんは、私を産んだの?

なんで、なんで…
将来の夢。

幼少のころと違い、すでに、自分が医者になるほど勉強が好きではない
ことは、分かっていました。

『夢…別に、ないなぁ』

けんちゃんがいるし、やっぱり福祉か。
私は、多分結婚はしないし、食いっぱぐれないように資格は取らなきゃ。
資格…って言ったら、国家資格の方がいいのだろうか。

【社会福祉士】
そのまんまだけど、これ、よさそう。
これを取っても何をするか考えてないけど、目標にしてみようか。

将来、サラッと取得したこの資格。
特に立派な動機があるわけでもなかったのですが、意識はしていました。
自分が、自分の人生がけんちゃんの人生と絡みついていることを。

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